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m / ライン化プロジェクト

人材育成や品質の安定を目的とした工場のライン化プロジェクトについては、決して平坦な道のりではない。
森田アルミが手がけるオーダー(特注)エクステリアは、一つひとつの注文が異なるので、
ライン化に向いていないという決定的な問題といまだ格闘している。
今はリピート性の高い商品から少しずつトライしている現状だが、会社の将来を見据え、
どこにもない「オーダーエクステリアのライン化」を日々模索し続けている。

常識を疑ってみる

ラインだから、
チームだから品質が安定する。

今までの森田アルミの生産ラインは、一人で完結させるというセル生産方式をとっており、チームで仕事ができるシステムになっていなかった。一人ひとりの熟練した技術がものをいうこのやり方は、実は理想的なものではない。工場のライン化そのものが目的なのではなく、ライン化の導入によって品質を安定させ、人材を育成し、その結果として会社に利益が残り、次の改善に繋がっていく。そのツールとして、ライン化を試みている。

このプロジェクトになかなか馴染めない、といった声も社内にはあった。それでも、今までとは180度違った取り組みから見えてくるもの、得られるものは必ずある、と信じて、オーダーエクステリアのライン化に向き合っているのだ。


ノウハウの継承

工場をライン化するメリットは、人材育成の観点から見て非常に大きい。一人で完結してきた部分が大きいこれまでのやり方では、技術の継承が非常に困難であった。現場で人材育成がうまくいかないと、結果的には品質も安定せず、長い目で見ると企業として悪循環になってしまう。

ライン化によって、蓄積されたノウハウを若手に継承し、業務上の余計な負荷やストレスを減らすという、働きがいのある職場作りにもつながっている。

誰もがチャレンジできる風土を目指す

まだまだ道のり半ばのライン化プロジェクトだが、だからこそやりがいが大きいとも言える。困難なプロジェクトに向き合い、現場を会社を良くしたいと思うこと。そのためにコミュニケーションを重ねること。その積み重ねが、森田アルミ工業の製品を作り出している。

会社は、人だ。こういう取り組みに対する議論を積極的に重ねることで、より風通しが良い、誰もがチャレンジできる土壌が育っていくのだから。


誰もが会社を変える力を持っている